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ソニック・ザ・ヘッジホッグ2
ソニック・ザ・ヘッジホッグの世界的大ヒットにより、SOA(セガ・オブ・アメリカ)の副社長として迎えられた中裕司氏が日本から連れてきたスタッフと共に制作したシリーズ最高傑作の呼び声高い作品。アメリカでの開発環境がそうさせるのか、ゾーンにはアメリカンな雰囲気が盛り込まれ、2P対戦が始めて可能となった。
作曲は前作に続きDREAMS COME TRUEの中村正人氏が担当。
作品名 | ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 SONIC THE HEDGEHOG 2 |
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制作 | SEGA OF AMERICA ソニックチーム |
販売地域 | 日本 / 米国 / 欧州 |
発売年月日 | 日本:1992/11/21 米国:1992/11/24 欧州:1992/11/-- |
発売ハード | 日本:メガドライブ 米国:ジェネシス 欧州:メガドライブ |
ジャンル | アクション |
価格 | 6800円 |
舞台 | ウェストサイドアイランド WEST SIDE ISLAND |
登場マシン | エッグモービル トルネード デスエッグ |
登場キャラクター一覧
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ
- Dr.エッグマン
- マイルス“テイルス”パウアー
ゾーン・ステージ一覧
EMERALD HILL ZONE | エメラルド ヒル ゾーン |
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CHEMICAL PLANT ZONE | ケミカル プラント ゾーン |
AQUATIC RUIN ZONE | アクアティック ルーイン ゾーン |
CASINO HIGHT ZONE | カジノ ナイト ゾーン |
HILL TOP ZONE | ヒル トップ ゾーン |
MYSTIC CAVE ZONE | ミスティック ケイブ ゾーン |
OIL OCEAN ZONE | オイル オーシャン ゾーン |
METROPOLIS ZONE | メトロポリス ゾーン |
SKY CHASE ZONE | スカイ チェイス ゾーン |
WING FORTRESS ZONE | ウィング フォートレス ゾーン |
DEATH EGG | デス エッグ |
プロローグ
ソニックはいつもの気ままな冒険の途中に偶然、その島を発見 した。気持ちのいい緑の草原が広がる小さな島だった。
「よし、しばらく休んでいこう」
ソニックの愛機トルネードは、廃棄煙で白い弧を描きながら島 影に滑り込んだ。・・・・・そしてそれを追いかけるように怪 しい光る物体が島の反対側に消えていった。
伝説の島『ウエストサイドアイランド』の伝説。
遠い昔、その
島の人々は不思議な石を使って文明を発展させ、思うがままの
繁栄を手にしていた。だがその繁栄も、石の誤った使い方を試
みた人々によって、一夜にして全てが無に帰し、不思議な石は
神々によって島のどこかに封印されてしまったという。
島に到着してから数日たったある日、ソニックは自分の後ろを 誰かがついてくるのに気がついた。振り向くと、それは小さな キツネだった。キツネはソニックに気付かれるとあわててヤシ の木の影に隠れた。だが、ソニックが走り出すとキツネは一生 懸命追ってくる。
「まあ、勝手にさせておこう」
別段気にもせず、ソニックはそう決めた。
『マイルス・パウア−』は小さなキツネ。
マイルスにはシッポが2本ある。だから、島の動物たちは彼を
「テイルス」と呼んでいる。2本のシッポのせいでイジメられ
ることもよくあった。でも、この島へやってきたソニックを見
てからマイルスは変わった。決心したのだ。
「ボクも、かっこよくなりたい!」と。
それからだ。マイルスが一日中ソニックの後ろを追いかけ回す
ようになったのは。
ある昼下がり。機械や乗り物が大好きなマイルスは、駆け出す ようにそばに近づいていった。スマートなボディとシャープな ラインを描く翼。その機体に見とれながら、反対側まで歩いて きたマイルスはドキリとしたように足の動きを止めた。反対側 の翼の下でソニックが昼寝をしていたのだ。そして、マイルス がそっと向きを変え再び機体の向こうへ戻った時・・・・・
森のほうで閃光がきらめいた。それに続く大爆発と立ち上る火 柱。降り注ぐ小石と木の破片。吹き飛ばされそうになり、飛行 機の下に転がり込んだマイルスは状況が飲み込めず目をしば立 たせた。その目の中に、赤く燃える森と何かを探すように地面 を掘り起こすロボットたちが写り込んだ。やむことなく続く大 爆発と島を覆っていく炎。それを呆然と見つめていたマイルス は、誰かの気配を感じて横を振り向いた。そこには燃え上がる 森をにらみつけるソニックがいた。
「エッグマンめ・・・・・!」
そのつぶやきと同時に砂を蹴り上げ、森にむかっていった。何 かが始まったんだ。とんでもないスゴイことが。そんな予感に とらわれながら、マイルスは無意識のうちにソニックの後ろを 追って走り出していた・・・。
「ダーッハッハッハッハ!!」
森の中では聞きなれた下品な高笑いがこだましていた。
ヤツだ。Dr.エッグマンだ。
「ついに発見したぞ。カオスエメラルドが眠る島・幻のウエス トサイドアイランド!あー、ソニックを追っかけてきてよかっ たわい。これでワシの究極兵器・デスエッグも完成するはずぢ ゃ。待っているのだぞソニック!今度こそ、今度こそ、おまえ をやっつけてカオスエメラルドをそろえてみせる!そして、こ のドクターエッグマンが世界の征服者となるのだぁ!ダーッハ ッハッハ!!」
さあ、役者はそろった。
冒険と感動の幕が、いま再び切って落とされるのだ!